耳遠い お年寄り 話し方

お年寄りに対する話し方

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 お年寄りと会話する際、何度も聞き返されたり、声自体が届いていない場合があります。
また、声は届いていても言葉の意味を理解してもらえない場合もあります。
これらは、人が年を取ると生じる「聞こえの障害」が原因となっています。
 聞こえの障害には、大きく分けて2種類あります。
一つは「伝音系」の障害です。
これは、音そのものが聞き取れない障害のことを指し、この場合は補聴器を利用することによって今まで拾えなかった音を拾えるようになります。
一方、補聴器を利用しても改善が難しい障害として、「感音系」の障害があります。
これは、耳に音は入るものの、脳に伝達する段階で何らかの障害があり、うまく「言葉」として理解されないことを指します。
この場合、音は聞こえていても言葉として認知されていないため、補聴器で改善することは難しいです。
 また、人は年を取るにしたがい、高い音が聞き取りづらくなってきます。
この例としては、若い人にだけ聞こえるという「モスキート音」などがあります。
 このように、人は年を取るにしたがい、聞こえの障害が顕著になってきます。
では、どうすれば言葉を伝えることができるのでしょうか。
 

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 言葉を伝えるにはまずお話が挙げられます。
お年寄りに対する話し方としては、先ほど挙げた聞こえの障害を理解したうえで、分かりやすく伝えることが重要です。

 具体的にはまず、相手の声がしっかりと聴きとれる状況を作る必要があります。
例えばテレビの音や車の音など、話と関係のない「雑音」がなるべく聞こえない状況を作ります。
こうすることでより効果的に音を拾うことが可能となります。
 次に、話手の話し方です。
音、特に高い音が聞き取りづらいので、少し低めに、大きな声で話します。
また、感音機能も低下しているため、ゆっくり、一つ一つの言葉を分かりやすく伝える必要があります。
さらに、話し手とお年寄りの方が互いに顔を見合わせることも重要です。
顔を見合わせて話すことにより、お互いがどのように言葉を受け止めているか分かるだけでなく、お年寄りの方は口の動きを見て話しの内容をつかむことも可能となります。
 さらに、言葉だけでなく、ジェスチャーや筆談を交えて話すことにより、さらに相手に対し話を分かりやすく伝えることが可能になります。
 このように、お年寄りの方と話すには、今どのような状況かをしっかりと理解し、その状況に合わせた話し方を行う必要があります。
ゆっくり、大きな声で伝えていくことを心掛けましょう。

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